東方紅魔郷の思い出
東方シリーズ初プレイはこの作品でした。
当時はこのスタート画面がオタク臭くて気恥ずかしかった記憶が・・・。
今や何の違和感も無いがな!紅魔郷の絵もいいよね・・・。
本格的にSTGをプレイするのはこれが初めて。
それまではRPGとか音ゲーがメインジャンルだった。
それ故最初は全く立ち打ちができませんでした。
しかしハマったのです。敵弾をよける面白さやパターンをつくる面白さ、これにどっぷりハマった。今思えばここでハマらなければ東方厨としての私はできていませんでしたね。そう考えるとやはり原作STG部分に魅力を感じているということが分かりますな。
おそらくプレイ時間は前作の中で最長でしょう。時機狙いも知らなかったあの頃から、ノーマルノーコンクリアを達成できるまで何度プレイしたことか。それ故思い入れは全作品の中で一番というのは揺るぎないでしょう。
ここで紅魔郷の特徴を挙げてみよう。
①エネミーマーカーが無い
②時機の当たり判定が見えない
③ボスの動きがランダムで時機に寄ってこない
⑤時機数の初期設定を変更することができる(1~5でデフォルトは3)
win版初であり、現在のシステムが完成しきっていないのが特徴ですね。これがまたオリジナリティがあって良いと個人的には思うのですが・・・。それぞれについてかるく所見を。
①エネミーマーカーが無い
画面下部に表示されるアレですね。紅魔郷にはありません。従って通常は時機中心にある視点を時々上部にずらしてボスの位置を視認する必要があります。このシステム、個人的には嫌いでは無いです。もちろんあったらあったら便利ですが、無くて困る物ではないかと。弾幕を避けていて、隙あらば、あるいは視界の端で捉えたりしてボスに照準を合わせるのが楽しいです。「避けに集中したいのでエネミーマーカー欲しい」というのも確かに分かりますが、無いという制約の中で避けるのも楽しいものです。なんとなくモンスターハンターシリーズのオートターゲットカメラっぽいよね、エネミーマーカーって・・・と少し思う。
②時機の当たり判定が見えない
これは正直厳しいです。まだ紅魔郷が初プレイだったのでよかったですが、仮に他の作品から入ったら苦労していただろうな・・・と思える仕様。まあ、他の作品で時機の当たり判定を学んでから紅魔郷でそれを生かすと考えれば、そうとも言えないかな。確かに当たり判定が見えないせいで、理不尽に被弾したように思えることもあるのですが、それが原因で紅魔郷の評価が低くなるということは自分は無かったです。些細なことだと思います。
③ボスの動きがランダムで時機に寄ってこない
これは①との合わせ技で、他の作品と違いボス戦の戦い方が変わる仕様だと思います。①と同様このシステムも好きですね。ボスの方向に時機を持っていくのと、弾幕を避けることのジレンマが楽しい。無理にボスの方向に行って被弾したり、時間切れになったりするのも、紅魔郷ならでは結構楽しいです。あとうまいこと敵が寄ってきたり、敵の動きが自分の思惑とドンピシャだったらちょっぴり脳汁がでるのは自分だけか。
このために努力したことが今の腕前の基礎を築いたといえるでしょう(なんだかんだで今でもノーマル~ハードシューターですが)。そもそもイージーモードだと6面に行けないという鬼畜使用ですからね。イージーで5面クリア→咲<二時間前に出直してきな これは全イージーシューターを絶望へといざなった名台詞だと思う。しかたなく挑戦するノーマルノーコンクリア、しかしそんなのイージーシューターにできる分け無いだろう!それ故初めてエンディングを見たときの感動は東方関連で一番でしたね。エンディングを見るために頑張る、その感覚が最近無くなったのはある意味悲しいことですね。このシステムはイージーシューター泣かせだとは思いますが、同時にイージーシューターのレベルをノーマルシューターに上げる良いモチベーションになっていると今なら言えますね。
⑤時機数の初期設定を変更することができる(1~5でデフォルトは3)
みなさんは当然「3」でやっていることでしょう。それが東方プレイヤーの常識だと思います。しかし私はやってしまったっ・・・!掟破りのデフォルト「5」設定っ・・・!!すみません、こうでもしないとノーマルノーコンクリアなんて夢のまた夢だと思っていたのです。その影響でいまだに残機は「5」設定のままなのです。まあクリア時に時機が2以上残っていればデフォルトでもクリアということですし。。紅魔郷は全機体でハードクリア達成していますが、これ「3」設定だったらクリアできていない機体もいるかも・・・。現在紅魔郷をプレイするときはハードで(職設定は「5」)2機以上残しでクリアすることを目標にしています。え?さっさと「3」設定に戻せって?もはやもどれない残機設定「5」。私の中では紅・妖・永の初期残機は「5」です(ゴリ押し)。さてシステムとしては・・・どうなんでしょうね。風神録以降、残機設定が変更できないというのはある意味スッキリた気がしますからね。初心者にはありがたいシステムでしたが、今となっては「3」縛りでもよかった気はします。
以上、紅魔郷のシステムの観点から紅魔郷の思い出を書き連ねましたが・・・まだまだ書き足りないですね。なんせ紅魔郷は一番思い入れがある作品ですし。ステージ攻略やスペルカード、音楽、キャラクターについても触れたいですが、またの機会にしておきます。
今でもよく再プレイする紅魔郷。シューティングの腕前を挙げてくれた楽しいゲームでした。